最終更新日: 2015-05-04
生命現象は有機化学で理解し制御できる。私たちはそう考えてライフサイエンス研究に資する化合物の開発に有機合成化学の手段を用いて取り組んでいます。
戦略としては、天然源からは決して得ることのできないドラッグライク化合物を多数創出しうる有機合成法を開発し、それにより得た化合物群の生理活性評価の結果を元に化合物構造を合成化学的に整えてゆくアプローチを採用しています。私たちのラボでは合成化学を担当し、生理活性評価は国内外の共同研究者に依頼して実施していただいています。『有機化学から医療へ』私たちは横浜でねらいを定めています。
おもな研究テーマ
- 中枢神経系シナプス受容体の選択的リガンドの研究開発
- 天然由来の興奮性アミノ酸をモチーフとする多様性指向型有機合成
- 中枢神経系Gタンパク質連関型受容体リガンドの合成化学的開発