大学院進学を考えるみなさんへ

最終更新日: 2015-05-02

私たちの物質システム科学専攻では、『ナノシステム』を「電子・原子・分子から生命物質まで」と定義し、これに対し実験科学と計算科学により取り組んでいます。その中にあって創薬有機化学では創薬シーズ化合物の合成化学的開発を進めています。

 

カリキュラム

共通科目である「生命ナノシステム科学概論(2単位)」、修士論文に向けた研究活動「物質システム科学特別研究(8単位)」、文献輪読・プレゼンテーション・外国語を主に取り扱う「物質システム科学特別演習(4単位)」を含む30単位以上を履修します。修了者には、修士(理学)が授与されます。

 

教育職員養成課程(専修免許状)

本専攻の修士課程在学者は、一定の条件を満たすことにより、中学校および高等学校教諭専修免許状(理科)を取得できます。

 

キャリア形成とやりがいの気づき、それを可能にする少人数教育

横市大 創薬有機化学では、創薬シーズ化合物群の創出法を学び、それを知識として身につけると同時に、提唱した仮説を検証するための実践を通して豊かな経験(学会発表、論文公表など)を積むことができます。この経験によりメンバーひとりひとりが自立した研究者へのステップを無理なく進み、社会で活躍できる人材になってゆきます。

見出された有望化合物は学術論文や特許などの形で世に出していきますが、このプロセスを通してひとりひとりのメンバーは、内面的には、私たちの進めている研究がもつ社会的意義や、共同研究者との交流などをとおし、化学と生物との境界にて活躍することのやりがいを感じることができることでしょう。

そのとき、あるいはその研究の途中、わたし及川はいつもそばにいます。ラボの中でこうした関係を築くことができるのは、少人数による研究室運営のメリットです。

 

参考資料 ##
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