教授挨拶

0W9P6696_mod_2創薬有機化学教授

及川 雅人

化学は、電気や機械とともに高度成長期から現在に至るまで日本の産業を支えてきました。化学の重要性は今後も変わりませんが、現在進みつつある産業構造の変化にともなって、私たちの視点は日本からアジアへと移行させる時期に来ています。

背景には、日本以外のアジア地域(中国、インドなど)の研究開発力の台頭があります。今後、もの作りに携わる化学系研究者は、アイディア(知的財産)をこれまで以上に生み出していくことが今後の成長の1つの鍵と思います。

現 在文部科学省が推進しているスーパーグローバル大学等事業や先導的大学改革推進委託事業といった動きも方向的には同じと思います。国内の学会も、たとえば 日本化学会は年会における国際化や産学交流プログラム (ATP, advanced technology program) を始めています。

創薬有機化学は、『必要なときに、最も効果の高い取り組みができる人材』がこれからの産業界で必要とされると考え、そうした人材を輩出する取り組みを続けています。

最終更新日: 2015-05-04

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